久世郡 の歯医者、原田歯科のお知らせページです。
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久世郡 の歯医者、原田歯科のブログページです。
こんにちは。明るい春の日差しがキラキラと差し込み、例年よりも早く開花が始まった桜の花びらが日本列島にひらひらと舞う、美しい季節となりました。
キラキラ、ひらひら…と、日本語には色々な擬音がありますが、食に関するものもさまざまあります。
例えば「シャキシャキ、もちもち、プリプリ、さくさく、パリパリ、つるつる、パサパサ、ねばねば」
…これだけで私たちはその食べ物がどんな食感なのか想像することができます。では、その「食感」は、どうやって感じているのか考えたことはありますか?
食感のうちの「口当たり」や「のどごし」のような部分は舌やお口の中の粘膜が感じ取っています。それは何となくわかりますね。
では、「歯ごたえ」は?これも舌や粘膜なのでしょうか?
答えは「歯根膜」。歯根膜とは、「歯の根っこ」と「歯を支える歯槽骨」の間にある薄い膜のこと。
歯根膜は、歯の根と歯槽骨をしっかり結びつける役割や歯槽骨に刺激がそのまま伝わらないようにするクッションの役割も担っています。
歯が抜けてしまうと、この歯根膜が一緒に失われてしまうことも多く、また、残っていても、歯がないと歯根膜に刺激が伝わりづらいため、食事をしてもその「食感」を感じることが難しくなります。
歯根膜を失ってしまうと入れ歯を使用しても食感を得られないので、食の楽しみは半減してしまいます。
自身の歯を保つことは非常に大切なことなのですね。
歯根膜は歯ぎしりなどの強い力が継続的に加わることで破壊されることもあり、そのような時に「歯根膜炎」が起き、痛みを感じることもあります。
むし歯かな、と思っていたら、実は歯根膜炎だった…ということがありますので、痛みを感じたらなるべく早く受診してくださいね。
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こんにちは。少しずつ日が長くなり、春の訪れが近づいている気配を感じます。
本格的な春になるにはまだ少しありますが、体調をしっかり整えて健康に過ごしていきましょう!
歯科ではレントゲンを撮ることがよくあります。
「むし歯ができているのは歯を見ればわかるはずなのに…」
「歯石をとってほしいだけなのに…」
「必要のない、無駄な検査をされているのでは!?」
と思われている方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
もちろん、むし歯ができていること、歯石がついていることは歯科医師が診ればわかりますが、実は歯科治療では直接目で見えない部分の情報がとても大切なのです。
レントゲンはその直接目で見えない部分の情報を得るために行う検査です。レントゲンでわかることには主にこのようなことがあります。
◎むし歯
むし歯の進行度、詰め物やかぶせ物に二次むし歯の原因となる隙間や段差ができていないか、また、その下にむし歯ができていないかなどの確認を行います。
◎根っこの状態、破折
むし歯が進行すると根っこに炎症を起こしたり、膿がたまったりすることがあります。また、歯冠部や根っこの割れやひびを確認することができます。
◎歯周病
歯周病は進行するにつれ、歯と歯肉がはがれて隙間が大きくなり、歯肉の下にも歯石がつきます。また、歯を支える顎の骨が次第に吸収されて歯がグラグラになり、最後には歯が抜けてしまいます。レントゲンは、そのような歯周病の進行状態の確認に有効な手段です。
◎顎関節症
顎関節のズレや変形などを確認し、顎がカクカク鳴ったり、痛みが生じたりする原因を調べることができます。
その他、歯肉の下に埋まっている歯の確認や歯並びなど、さまざまな情報をレントゲンから得ることができます。
心配される方が多い被ばくについては、自然界で1年に受けている量が約1.5mSvなのに対し、歯科でのレントゲンは種類にもよりますが0.01~0.03mSvほどと、わずかな量です。
歯科治療にとってレントゲンは必要不可欠なものです。安心して検査を受けてくださいね。
もちろん、ご質問や不安なことがありましたら遠慮なくお声がけください。
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新年明けましておめでとうございます。
2022年は、明るい話題が少ない年ではありましたが、スポーツ界ではたくさんの嬉しい話題がありました。
ざっと思い返すだけでも冬季五輪での日本勢の活躍に始まり、プロ野球ロッテ佐々木朗希投手の完全試合。
ヤクルト村上宗隆選手は史上最年少で三冠王となり、おまけに「村神様」で今年の新語・流行語大賞にも選ばれましたね。
メジャーリーグでは大谷翔平選手は今年も二刀流で大活躍でした。
アルゼンチンの優勝で幕を閉じたサッカーワールドカップでは森保ジャパンが強豪ドイツ・スペインを破るという大金星を挙げました。
寝不足で翌日が大変だった方が日本中にいたことでしょうね。その他にもさまざまな競技において国内外で活躍している姿を見ることができました。
今年は卯年(うさぎ)年。
うさぎといえば立派な前歯が印象的で、モグモグモグモグ…としっかり臼歯ですりつぶして食べる様子が見られることから、「歯が丈夫」なイメージがありますが、うさぎの歯は一生伸び続けるという特性を持っているため、歯を使ってすり潰して食べたり、歯ぎしりをしたりして長さの調節をしているそうです。
また、伸びてくる段階で咬み合わせが悪くなる「不正咬合」のトラブルが出たりすることがあるとか。
お口の中にトラブルがあると体のさまざまな所に不調が出ることもあるそうで、そういう所は人間と同じですね。
卯年は、「芽を出した植物が成長していき茎や葉が大きくなる時期で、目に見えて大きく成長する年」だといわれるそうです。
ここ数年、何かと暗い気分になることも多かったですが、2023年はうさぎのようにぴょんぴょん跳ねるようなワクワクが多い年になるといいですね。
旧年中は大変お世話になりました。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
久世郡 の歯医者、原田歯科の年末年始のお知らせページです。
ご不便をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。
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早いもので今年も残すところあとわずかとなりました。年末に向けて慌ただしくされている方も多いのではないでしょうか。
今回は、年を越す前にぜひとも読んでいただきたいブログです。ぜひ最後までご覧ください。
さて突然ですが、皆さんは歯磨きを1日何回されていますか?
大半の方は、1日に2回か3回くらいではないでしょうか。
回数を決めて、歯磨きを習慣的に行うのは大変すばらしいことです。ですが、実は多くの人が1分か2分程度で「サーッ」と歯磨きを終えてしまっているようです。
忙しい中歯を磨く習慣を続けるというのは大変なことですが、口の中に歯ブラシを滑り込ませる程度にパパっと終わらせてしまう歯磨きでは、虫歯や歯周病を予防する上ではあまり効果的とは言えません。
当たり前のように感じると思いますが、歯磨きの大切なポイントは、「きちんと汚れを落としきること」。
そしてその汚れをしっかりと落とすタイミングというのがとても重要です。
1日の中で一番大切なのは「夜寝る前」の歯磨きです。
極端な話ですが、夜寝る前の歯磨きさえしっかりとできていれば、1日に1回の歯磨きでも虫歯や歯周病を予防することは可能です。
なぜなら、虫歯や歯周病は就寝中の唾液の分泌が落ちている時が一番発症しやすく、進行しやすいからです。
1日に3回磨き残しだらけよりも、1日に1回夜寝る前に、時間をかけてじっくりと隅々まで汚れを落とす方がよっぽど効果的というわけですね。
ちなみに歯の汚れを隅々まで落とすためには10分〜15分ほど歯磨きの時間が必要だとされています。
鏡の前で10分以上だと少しきついかもしれません。
そんなときはお風呂に入りながら、テレビを見ながら、でも構いません。
夜寝る前に時間をかけて丁寧に磨く習慣をつければ、朝や昼に行う歯磨きは短くても大丈夫です。
磨き残しが気になる方は、ぜひ年を越す前にメインテナンスへご来院ください。
お口の中もスッキリして良い年をお迎えください♪
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こんにちは。
気温もグッと下がってきた今日この頃、暖かい部屋でゆっくり…なんていう休日の過ごし方もたまにはいいものですよね。
家でのんびりしている時、皆さんは何をしていますか?
TVやYouTubeを見たり、本を読んだり…。なんていう方、結構多いのではないでしょうか。
そんな時、ついうっかり頬杖をついたりしていませんか?
頬杖をつくと、片側の顎に大きな負担がかかり、顎(がく)関節症になったり、顎がズレて顔がゆがんだりすることがあります。
(もちろん、両手で頬杖をついても顎に大きな負担がかかることには変わりありません!)
頬杖をつくのを防ぐためには、「姿勢を良く保つこと」。
背筋を伸ばしていれば頬杖はつけません。
そもそも猫背で長時間過ごしていたら、体全体がゆがんでしまいそうですよね。
また、起きている時だけでなく、眠るときの姿勢にも注意が必要です。
人はそれぞれ眠りやすい向きがあるものですが、横向きがお好きな方は要注意です。
頭の重さは体重のおよそ10%ほどと言われます。
例えば体重60kgだと6kg。その重さが一晩中片方の顎にかかっていることになり、やはり顎のズレなどの原因となります。
また、仰向け寝でも、枕が高すぎるとやはり顎に負担がかかりますので、良くありません。
などの症状が現れます。
このような症状が出る前にできる予防はしておきましょう。
もしも気になる症状などがありましたら歯科にご相談くださいね。
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こんにちは。秋も深まり、過ごしやすい季節がやってきました。
今年も秋の味覚のさんまは高騰しているようですが、美味しいものをたくさん食べて冬に備えたいですね。
さて、本題です。
妊娠中は体の変化が著しく、お口の中の衛生状態が悪くなりがちです。
よく見られる状態としては、下記のようになります。
・ホルモンバランスの変化により、唾液が減り、粘つく。
・つわりで歯磨きがしっかりできない。
・つわりによる食事の好みの変化。(すっぱいものを好むようになる傾向がある)
・一度に食べられる量が減り、ちょこちょこ食べになる。
このような状態は歯周病菌の繁殖やお口の中の酸性化を招き、歯周病やむし歯の悪化を招きます。
歯周病菌はプロスタグランジンという、陣痛の時に分泌される子宮収縮作用がある物質の分泌増加を誘発するため、早産・低体重児出産の危険性が高まります。
このようなことを未然に防ぐためにも、妊娠中のお口のケアは非常に重要になります。
妊娠中はいつでも同じように治療ができるわけではありません。
妊娠初期・中期・後期と、その時期によってできること、できない(控えたほうが良い)こと、注意するべきことなどが違います。
使用する薬剤や体調等、さまざまなことに配慮が必要なため、受診する際は妊娠何週目なのかを必ず教えてください。
産婦人科の先生にも歯科治療を受けることを事前に伝えておき、歯科受診時の注意事項が出ていましたらこちらも治療前に教えてください。
また、妊娠中は時期に関係なくいつ何時、入院になるかわからないものです。
妊娠を計画されている場合は特に、日頃から歯科で歯周病やむし歯の治療を受けておくことをおすすめいたします。
治療を進める際は都度しっかりと説明はさせていただきますが、妊娠中は特に不安になることが多いものです。
心配なことや困っていること、疑問などがありましたら遠慮なくお聞きくださいね。
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こんにちは。夏至も過ぎ、一日の明るい時間が少しずつ短くなってきました。早いものでもうすぐ9月。今年も残り4カ月ですね。
歯磨きを怠ると口腔内に汚れが蓄積し、歯がヌルヌルしたり、口臭が強くなったりしますが、これはお口の中で細菌が繁殖したことによるものです。
これはもちろん義歯についた汚れでも同じことが起こります。
~他にもこんなことが起こります~
・歯周病が進む
・自身の歯のむし歯の原因となる
・カンジダ菌が増殖し、さまざまな症状の原因となる「口腔カンジダ症」を引き起こす
~義歯のお手入れの時にはこんなことに注意してください~
① 必ず外して洗う
部分義歯の場合はクラスプ(歯にかけるための金具)がついている所についた汚れもしっかりおとしましょう。
② 義歯専用の歯ブラシで磨く
普通の歯ブラシを使用すると目に見えない傷がつき、その中に細菌が入りこんでしまいます。
③ 研磨剤入りの歯磨き粉は使わない
研磨剤入りの歯磨き粉で磨くと細かな傷がつき、そこに細菌が入りこみます。
まずは流水で汚れを洗い流し、義歯専用の歯磨き粉を使いましょう。
どうしても普通の歯磨き粉を使用したい場合は研磨剤不使用のものを選んでください。また、一日一回は義歯用の洗浄剤で洗浄しましょう。
④ 変形や破損、紛失に注意!
強い力で磨いたり、熱いお湯(60℃以上は厳禁)につけたりすると、変形や破損の原因となります。
また、落下や排水溝へ流してしまうなどの事故を防ぐために、洗面器などの上でお手入れをしましょう。
文章にすると面倒に見えますが、実は簡単なことばかりです。
少しでも快適に義歯を使用するためにぜひ覚えておいてください。
また、忘れないでいただきたいのは、ご自身のお口の中のケアをすることも大切だということです。
歯が少なかったり、全く歯がなくても、お口の中の衛生を保つことはお口の中だけでなく、全身の健康のためにもとても重要です。
たとえ1本でもその歯を大切にし、お口の粘膜や歯茎、舌なども優しくケアしてあげてください。
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まぶしい日差しの中、真っ青な空の白い入道雲を見ると夏が来たことを実感します。暑い日が続きますが、その中にも夏のすがすがしさを感じていけたら良いですね。
口腔内に起こりやすい疾患に「口内炎」があります。
お口の中の小さな炎症ですが、しゃべるだけで痛いし、痛くて食事が摂りにくいし、治るまで本当に憂鬱ですよね。
一口に「口内炎」と言っても、さまざまな種類があることをご存知ですか?その内のいくつかを取り上げてみたいと思います。
◆アフタ性口内炎
名前を聞いたことがある方も多いと思います。疲れやストレス、栄養の偏り等が原因と考えられています。
頬の内側、口唇の裏側、舌、歯肉などに発症し、白っぽい円形の炎症が起こります。10日~2週間程度で自然に治癒します。
◆カタル(外傷)性口内炎
義歯や矯正器具、親知らず等が当たったり、食事中に頬の粘膜を噛んでしまった時などに起こる炎症です。アフタ性とは違い、赤く腫れるのが特徴。
◆ヘルペス性口内炎
普段から体内にいるヘルペスウイルスやコクサッキーウイルスが、疲れが溜まったり、体調不良の時などに顔を出します。発熱やだるさを伴い、痛みが強く、口腔内の色々な場所に水膨れができます。口唇に発症したものを「口唇ヘルペス」といいます。
◆カンジダ性口内炎
真菌(主にカンジダ)が原因で発症します。
口腔内のいたるところに苔のような白いものが付着し、赤くただれ、除去すると痛みがあり、出血することもあります。
カンジダ菌は口腔内に常在する菌ですが、こちらもやはり疲れやストレスなどで発症しやすくなりますが、他の病気や服薬が原因だったり、体力がない乳幼児や高齢者にもみられます。
口内炎を防ぐために日頃から自分でできることは、「疲れやストレスを溜めない」「バランスの取れた食事を摂る」「お口の中を清潔に保つ」ことです。
また、2週間ほど経っても治らない、繰り返し発症する、徐々に大きくなっている、しこりのようになっている、などの場合は口腔がんなど、他の病気の場合もあります。そのような場合は放置せず、早めに受診してくださいね。