2025年 5月 の投稿一覧

当院における施設基準等に関する掲示

当院では、以下の施設基準について、厚生労働省の定める基準を満たし、関係機関へ適切に届け出を行っております。


■ 保険医療機関の指定について

当院は、保険医療機関の指定を受けております。


■ 歯科初診料の注1(「歯初診」)について

当院では、歯科初診料の注1に係る施設基準に基づき、院内感染防止対策を実施しています。


■ 歯科外来診療医療安全対策加算(1及び2)について

当院では、歯科外来診療における医療安全対策を講じており、

緊急時における連携保険医療機関との連携体制および対応方法を整備しています。


■ 医療情報取得加算について

当院は、以下の体制を有しております:

  • オンライン資格確認を行う体制を有しています。

  • 受診された患者様の受診歴、薬剤情報、特定健診情報等の診療情報を取得・活用し、適切な診療を行っています。


■ 医療DX推進体制整備加算について

当院は、医療DXに関する以下の取り組みを行っています:

  1. 医師等が診療室等において、オンライン資格確認システムを活用した診療を行っています。

  2. マイナ保険証の利用促進を通じて、質の高い医療提供に取り組んでいます。

  3. 電子処方箋の発行電子カルテ情報共有サービス等の医療DXに関する対応を実施しています。

    ※3項目目は、2025年9月30日まで経過措置の対象です。


■ 明細書発行体制等加算について

当院では、診療報酬に係る明細書を無償で交付しております。

内容には、診療報酬の区分・項目の名称および点数または金額が記載されます。


■ 歯科技工加算(1及び2)について

当院は、**有床義歯の修理および内面適合処置(床裏装)**に迅速に対応できる体制を整えております。


※本内容は、2025年5月時点の施設基準に基づき作成されたものです。

高齢者のお口の機能低下

久世郡 の歯医者、原田歯科のブログページです。

みなさんこんにちは。新緑が美しい季節になって参りました。外に出るのが一番気持ちいい季節ですね。

 

高齢になると体に少しずつ不調が出てくるものですが、お口も例外ではありません。こんなことに心当たりがある方はいませんか?

 

・口が乾きやすくなった

・食事の際に食べこぼしが多くなった

・むせやすくなった

・飲み込みにくくなった

・食事に時間がかかるようになった

・食べ物が口に残るようになった

・発音や滑舌が悪くなった

・口臭が強くなった

 

このような症状は「口腔機能低下症」という、お口の機能が低下している状態です。

◎唾液分泌量の減少 

唾液が減少すると「話しづらい、食べにくい」など、日常生活に影響が出るほか、お口の中の細菌が増殖しやすい環境となるため、口臭が強くなったり、歯周病やむし歯のリスクが高まり、それに伴って歯を失うことがあります。咀嚼機能に影響が出て、硬いものが食べづらくなり、柔らかいものや食べやすいものを中心に食べるようになり、栄養が不足したりバランスが崩れやすくなります。

 

◎舌や唇の動きの低下

唾液分泌量の低下に加えて舌や唇の動きの低下があると、はっきりとした発音や、スムーズに話すことがさらに難しくなります。また、お口の中で食べ物を動かしたりまとめたりすることが難しくなり、お口の中に食べ物が残りやすくなったり、飲み込むことが困難になります。

 

◎社会参加の減少

食事や人との会話が難しくなってくると、人と交流することが億劫になり、外出が減ることにつながります。また、歯が少なくなったことにより、見た目を気にして人に会いたがらない方もいます。外出や散歩などの適度な運動が減っていき、徐々に筋力が低下してしまいます。

口腔機能低下症はお口の中の問題だけで済まず、身体や心の健康、認知機能の低下、社会とのかかわりにも影響を及ぼす重大な問題です。口腔機能低下症の検査は歯科医院で受けることができます。ご自身やご家族に心当たりがあるようであれば、まずはご相談ください。