こんにちは!原田歯科です
まもなくお盆の時期ですね!海にプールに花火大会・・・
遊び過ぎてお疲れが出ない様にしてくださいね
ところで、糖尿病と口腔内には深い関係があるのをご存知でしたか?
「歯とは関係ないから」と、問診票の持病の欄に記入が無いと、場合によっては大変な事になるかもしれません。
◎麻酔をすると、ショック症状が起こる場合が・・・!
歯科治療では症状に合わせて麻酔を使った治療を行う場合があります。そういった場合、健康な人は問題がありませんが、糖尿病を患っている方は注意が必要です。
麻酔を使うことで急性のショック症状を起こす事があるのです。
また、身体の抵抗力が弱まる事で、ちょっとした怪我でも、細菌感染してしまう恐れがあります。
もちろん、病院の器具は滅菌消毒されていますが、お口の中には細菌がうじゃうじゃいます。
ですから、抜歯などの際には高いリスクを伴います。
◎糖尿病と歯周病の繋がり
また、歯周病は糖尿病と密接に関係しています。
これはあまり知られていませんが、歯周病とは一種の感染症なのです。
糖尿病になると血中の糖度が高くなります。歯周病菌は糖分が大好物!
歯周病菌がどんどん元気になってしまうのです
さらに糖尿病は身体の抵抗力を弱めますので、歯周病菌をやっつける力も弱い為、歯周病菌は増殖し、進行してしまうのです。
これらは歯科医療従事者にとっては常識ですが、患者様にはあまり知られていません。
なぜ今回このような記事の内容なのかというと・・・
先日、院長の引率で『糖尿病療養指導認定士』の資格取得の為の講習会に行ってきたからなのです
↑ひとり一冊ずつテキストを持っていきました。
↑歯科だけでなく、いろんな科の医療従事者の方が来られていました。
スタッフからそれぞれ感想をいただきました
~スタッフの感想~
当院には糖尿病の疾患を持った患者様も来院されています。
初診の時に「A1cの数値は?」「インシュリン注射はされていますか?」など、尋ねる様にしています。麻酔を行う治療の場合、患者様の為にも万全を期して、かかりつけのお医者様に確認をとってもらい、歯科治療をしています。
そんな時、『糖尿病療養指導認定試験』があると聞き、講習を受けました。
糖尿病の知識は少なかった私ですが、糖尿病の種類・治療薬・合併症の事など、様々な事を学びました。これから糖尿病の認識を盛って、患者様に安心して治療を受けていただければと思います。
~スタッフの感想~
講習を受けて、歯周病と糖尿病のどちらも生活習慣病であるということを再確認しました。
また、歯周病と糖尿病の両方を改善する為に、医療従事者と糖尿病患者さんの双方で、その関係性について正しい知識を持って治療に取り組む事が大切だと思いました。
「これまでの私は、患者様と共に治療に取り組めていただろうか。指導をするだけで満足していなかっただろうか。」と自問自答しました。
今後は患者様自身が病状改善の為に行動を起こせる様に、指導の仕方にも工夫をしたいと思います。
~スタッフの感想~
今回の講習には、歯科医療従事者だけではなく様々な分野の医療従事者の方が来られていました。内科的な内容も多くあり、私は糖尿病について基礎的な知識しか持っていないという事を痛感しました。
糖尿病と歯周病の関係性だけではなく、糖尿病の概念・食事療法・運動療法など、多くの事を学びました。
糖尿病は歯周病を重症化し、歯周病が少しでも改善すると、血糖コントロールも改善する事なども学び、糖尿病と歯周病の関係性についてさらに知識が増えました。
そして患者様にも、もっと歯周病治療の重要性を知って頂く事が重要だと考えています。
患者様に知識を広めていくと共に、今後の歯科治療時に役立てる様にしていきたいと思います。
今後もどんどん新たな知識を得て、努力し続けて参ります
資格が取得できましたら、またこのブログでご報告いたします!
※当院ではスタッフを募集しています!!※
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0774-45-2428 担当:原田
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