こんにちは!原田歯科です
今日はノンクラスプデンチャーについてお話ししようと思います。
ノンクラスプデンチャーは、弾力性のある樹脂を使った針金の目立たない自費治療の義歯です。
弾力性のある素材を使用することで、歯茎を包み込むように装着し、しっかりと固定します。
硬い物を食べてもずれにくく、食事の時間が楽しくなります。
ノンクラスプデンチャーのデメリット
・保険が適用されない
・お口の状態により、使用できないことがある
・2~3年でつくりなおす必要がある
ノンクラスプデンチャーのメリット
・臭い、汚れがつきにくい
・フィット感に優れている
・バネが目立たず審美性に優れている
こうして比較すると、見た目の違いが良く分かりますね
ノンクラスプデンチャーの取り扱い
取り扱いは、普通のデンチャーと同じです。
・歯みがき粉を付けて洗わない
・熱湯につけない(収縮して形が変わってしまいます)
・洗浄剤に長時間浸けおかない(色が抜けてしまいます)
・自分でヤスリやペンチを使って調整しない
また、ティッシュなどに包んで置いておいて、誤って捨ててしまったり、家族に捨てられてしまうと言った事例が多々あります。
「そんなコントみたいな事あるわけない(笑)」と思われるかもしれませんが、実際そういった事例は多いのです
保険診療ですと、同じデンチャーは6ヶ月以内は作成出来ないルールになっていますので、注意が必要です。
ノンクラスプデンチャーですと、自費治療になりますので、そういった縛りはありませんが、保険診療と比べると高額になりますので、保管には気を付けてください。
小さなデンチャーでも、専用のケースをご用意される事をお勧めします。
また、これはノンクラスプデンチャーも保険適用の義歯も同じですが、義歯は夜もはめて寝てくださいね
それには下記の理由があります。
寝ている間に歯が移動してしまい、朝に義歯が入れにくくなったり(痛くて入らないなんて場合も!)、就寝中の歯ぎしりで残っている歯のぐらつきがひどくなってしまったり・・・。
また、就寝中に災害が起きた時、義歯をはめている余裕はありません。
実際に、過去に起きた震災で 「義歯がなくて食事がとれない」 といった事例は少なくありませんでした。
食事は生命維持に関わってくる問題です。
残っている歯を守る為にも、しっかり歯みがきをして、義歯を入れて就寝するようにしてください。
ノンクラスプデンチャーにする理由
「笑うと義歯の針金が丸見えになってしまう。」
「前歯が義歯になってしまい、つい話す時に口元を隠してしまう。」
「義歯は嫌だけれど、費用的にインプラントは難しい。」
「歯茎が痛くて食事が楽しめない。」
「接客業なので、義歯を目立たせたくない。」
など・・・ノンクラスプデンチャーを希望される患者様の理由は様々です。
当院ではスタッフ全員で患者様にとってどんな治療が最適か、希望に添った治療ができるか考えます。
もちろん支払方法についても相談に乗ります。
どんな些細な事でもご相談ください。
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